幻想夜舞台は草ぶえの丘太鼓まつりに舞い降りた華の一輪です。

大きな星ステージを使って、出演全チームが得意のパフォーマンスが咲きこぼれるという素敵な時間です。
幻想夜舞台は、以下のような3構成となっています。
 
1)オープニングの盆太鼓(ぼんだいこ)一斉打ち
オープニングは、盆太鼓の大揃い打ち。夜舞台が賑やかに開幕します。
 
世界に和太鼓の魅力が広がり始めてかなりの年月を重ねましたが、
盆踊りというコミュニケーションスタイルはまだまだ日本独自のようです。
しかし和太鼓の響きと輪踊りが生み出す親愛精神の世界を知った諸国において、
静かに盆踊りが浸透しつつあるという報告もあります。
日本式のDance Togetherパーティーに国籍に関係無く人が集い、
そして輪踊りにたくさんの笑顔があふれるのだそうです。
今関東で主流の盆太鼓のスタイルは、戦後の復興期に合わせるかのように、
焼け野原から復興を始めた東京辺りから徐々に伝播したものと聞いています。
庶民の心に寄り添い、そして生きる力を鼓舞しながら今日へと続いてきた、
言わば平和に暮らす善良なる市民への賛歌、平和への応援歌なんだと思います。
だからこそ遠く日本から離れた、言葉も文化も異なる国で受入れられてきているのかもしれません。
 
そんなエネルギーに満ちた盆太鼓を、
日本ならでは四季の移ろいを散りばめた曲「春夏秋冬~夢咲いて」に乗せて
出演者一同、元気いっぱいの一斉打ちで披露します。
 
2)出演各チームのパフォーマンス
そして陽が沈み徐々にいつもなら森に夜のとばりが訪れ始める頃、
夜空に星が一つ現われるたびに舞台のを包む照明の色の鮮やかさもまた少しずつ増していきます。
 
星空の下、宝石のように眩(まばゆ)く浮かび上がる幻想的な舞台の上で、
次から次へと走馬燈のように太鼓チームが登場して自慢の演奏が繰り広げられます。
ついさっきまで昼間のステージで演奏していた同じチームなのに、
それとは別な顔に見えて不思議な感覚を覚える方も少なくないのではないでしょうか。
 
皆さんに広くお馴染みのある心地よい演奏もあれば、
そのチーム独自に作曲・振付けしたオリジナル演奏もあります。
ひとくくりに和太鼓演奏って言っても、こんなにいろいろな表現があるんだなぁって、
きっと新たな発見や感動が待ち受けてくれていることでしょう。
 
3)フィナーレを飾る組太鼓(くみだいこ)揃い打ち
時の経つのも忘れてしまうほどの楽しい競演が終わりの時を迎える時、
幻想夜舞台も終演のときを迎えます。
 
この豪華なステージの締めくくりは、出演団体による勢揃い打ち「この丘に星と集うとき」です。
この夜この場所に集った生まれも活動も様々な太鼓好き仲間たちが、心を一つにして合奏します。
 
客席の皆さんも一緒に、「ヤーッ!」て叫んじゃいましょう。
それがとっても気持ちいいんです。
随所に参加型イベントが盛り込まれた草ぶえの丘太鼓まつりです。
最後に皆さんとご一緒に叫んで終れたなら実行委員一同の喜びもひとしおです。